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自分を客観視してはいけない。

by しなやん(阿部俊樹)

師走の大切なタスクになりつつある坐禅に行ってきました。お寺で本格的な坐禅を組むのはこれで3回目。

静まり返った薄暗い部屋の中で結跏趺坐を組み、ゆっくりとした呼吸をひたすら数える。日常生活ではまず有り得えない、雑音を感じることなく「無」の状態になることができます。

坐禅や瞑想をすることで得られるものは人によってそれぞれだと思いますが、みんなやった方が良いよ!とおすすめできるポイントは「主観100%ゾーン」に入ることができるところです。

「自分を客観的にみる」とは、「社会人らしく」「大人として」のように、置かれた立場から自分を律するということですが、この視点を持ちすぎることは避けた方がいい。世間の常識や他の誰かと同じということが、必ずしも正解ではないからです。

自分もそうでしたが「自分が何をやりたいのか分からない」という思考に陥ることがあります。家族やパートナーから寄せられる期待や、他人との比較によるプレッシャーや劣等感でネガティブな状態。これは自分を過剰に客観視してしまっているのではないでしょうか。

そういう時は思い切って客観的視点を完全に捨ててしまう。自分の前にもう一人の自分を置き、完全主観的に向き合う。ワガママだの自己中だの何と言われようが、スタートとゴールが無ければ人生は走りきれません。

自分水入らずの状況で「無」になること。自問自答して何かを導き出そうとするのではなく、あくまで自然な感情に身を任せてみる。これを繰り返していくと、ある時にパッとキーワードが出て来るんですが、これが本当に自分が言いたい、やりたいことです。この直感を大切に信じ切る。

元サッカー日本代表監督の岡ちゃんは「どういう状態で自分が決断するかが、一番大事。」と言っています。自分が無の状況で思いついた直感は当たるそう。

1年の節目となる最後の1ヶ月。来年の抱負を考える前に、ゼロベースで原点に立ち返ってみる。比べるのは他人ではなく、昨日までの自分だ。


しなやん(阿部俊樹)
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