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人の心が動く瞬間を経験すればするほど、考え方が美しくなっていく。

by しなやん(阿部俊樹)

自分の農園がスタートする時期が近づいてきて、ワクワクしつつも良い緊張感を持てています。まだまだ経験することも、勉強することもたくさん。ビビるくらいならとことん理想を掲げて、実現のために全力でぶつかっていきます。楽しみ楽しみ!

修行に入る日はキュウリハウスの収穫からスタート
修行に入る日はキュウリハウスの収穫からスタート

専業農家になるまでは師匠の元で修行しながら、それ以外の日はいろんな仕事をやっていきます。その中のひとつが、ある企業への顧問指導。縁があって期間限定で協力させていただいています。

変化を歓迎しよう。

その企業はまだまだ若いメンバーが中心の営業会社。社長も僕より年下なんですが、いろんな想いをもって独立されています。仕事ってどうしても不満や愚痴がつきもので、同僚とそれらを共有しながら過ごしていく、、、というのが僕の中の勝手な「普通」なんですが、こうやって「自分で会社をやる!」と腹をくくって一歩踏み出すだけでも素晴らしい。いろいろ話をさせてもらって、僕の経験や考え方がきっとプラスになると確信したので一緒に仕事をすることに。

僕はまずやりたかったことは「変える」を迎え入れてもらうこと。変えるとは僕の考えを押し付けるのではなく、社長がやりたいことへ向けて全速力で走り抜けるために、思いっきり背中を押すことです。そしてそのために改めてこの会社であり社長は何がしたいのか?何のためにこの事業をしているのか?お客様は誰なのか?そういう大切なもの一つひとつを具体的にしていきました。

人の心が動く瞬間が分かるようになったことに気付く。

不思議です。まだ考え方を整理しただけなのに、まるでもうそれが達成したかのように視野が明るくなり、早くその一歩を踏み出したくなる。いままで自分だけで温めていたものを本気で伝えて共感が生まれることで、こんなにも大きくなるのかと驚きました。いまはスタッフの子を中心にサポートしていますが、変化がすごくて頼もしい。

そこで僕は気付きました。本気の想いを本気で伝えると、相手の中にある本気と共鳴する。そしてその瞬間、グラッと心が動く感じが手に取るように分かるんです。んーーー、これはまだ文字にすることができないんですが、そうなんです。

子供へ心を伝えると、目の色が変わる。

実は同じような経験はすでにしていて、それは子供に本気で叱った時です。基本的に感情的に怒ることは好きではなく(そもそもすべきではなく)、できるだけ諭すようにしています。それでも特に子供に分かって欲しいときには叱ることも必要。その時は必ず同じ目線に立ち、両目をしっかり見つめ、目をそらさずに親からの気持ちをストレートにぶつけるんです。この時。子供の表情と目の色が変わり、こちら側の心の中へまるで「こいつの言っていることは本心か?」と言わんばかりにググーーっと入り込み、納得したかのように表情が凛と戻る。こちらの思いが届き、心が動いた瞬間です。

人の節になる。誰かのキッカケになる。これが僕にとっての仕合せであり、喜びだなーと改めて感じています。またそれと同時に自分自身の心も洗われていく。これからも農業を始めることで世界は狭くなるようで、実はもっともっとたくさんの方と繋がれると確信しています。

一次産業に携わるからこそ、最後に口にしていただくお客様までしっかり想いが届くように。そんな野菜を作っていく。食べるだけで心が動くような感動を、しなやかファームで実現していこう。



しなやん(阿部俊樹)
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